「首にネギ」は本当? (ねぎの効能&効果)

2016/02/05

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インフルエンザも流行りだしていますが、皆さま体調は大丈夫でしょうか? 風邪をひいたら「首にネギを巻くといい」と昔から言われていますが、これは、首に巻くことによって『殺菌』や『消炎』の効果があるネギの匂いの成分を効率的に吸うことができるからだそうです。・・・ということで、今日は「ねぎ(葱)」について調べてみたいと思います。

<ねぎ(葱)とは?>

植物としてはユリ科ネギ属の多年草で、他のネギ属にはニラ、タマネギ、ニンニク、ラッキョウなど400種以上の品種があります。原産地の中国では、紀元前から栽培され、体をあたため、疲労を回復する薬用植物として珍重されていました。特有のにおいのもとは、硫化アリルで、ビタミンB1の吸収を高める働きがあります。

昔から、関東では主に白い部分(葉鞘)を食べる根深ねぎが栽培され、関西では緑の葉の先端部まで食べられる柔らかい葉ねぎが栽培されていました。白葱[根深葱]は寒さに強く、主に関東で栽培され、土寄せして軟白にした長くて太い葉鞘部を食べます。葉葱[青葱]は暑さに弱く、関西中心で栽培され、土寄せせず、株分れ(分蘖)した緑葉を主に食用します。

<ねぎの種類>
ネギは大きく白ネギと青ネギに分かれますが、それぞれ含有栄養価は異なります。基本的には青ネギの方が、栄養価的には優れています。

●白ネギ(根深ネギ)
白ねぎとは主に白い部分を食べる根深ねぎのことで、長ネギなどとも呼ばれ、根元に土寄せして白い部分が長くなるように育てたものです。「加賀ねぎ」、「千住ねぎ」、「下仁田ねぎ」「曲がりネギ」などがあります。

●青ネギ
九条ネギ(くじょうねぎ)関西で多い青ネギとは葉ねぎとも言われ、主に京都発祥の「九条ねぎ」のことをさしています。福岡の特産になっている「万能ネギ」や「やっこねぎ」、一般に小ねぎと言われるものもこの一種になります。それ以外の地域にも広島の観音ネギなど青ネギが見られますが、観音ネギは九条ネギを品種改良した物で、それ以外に物も近縁種とみられています。 その他にはワケネギも青ネギの仲間と言えます。

●その他
ねぎとたまねぎの雑種である「わけぎ」や、さらに細い「あさつき」、若取りの「芽ねぎ」などいろいろあります。これらは青ネギの部類に入ります。

●西洋品種
ヨーロッパには「ポワロ-ネギ(英:リーキ)」や「シブレット(英;チャイブ)」などがあります。

<ねぎの効能・効果>

ねぎには、特有のねぎ臭と涙腺を刺激する成分がありますが、これは含硫化合物であるアリシンによるものです。アリシンは、ビタミンB1と結合することで、より吸収率の高い、より持続性のあるビタミンB1に変換されます。このことから、エネルギーの代謝を亢進し、疲労回復、スタミナ増強に役立つと言われています。また、血栓予防や白血球増加による免疫強化にも期待されています。その他、栄養価としては、白ネギより葉ねぎの方が高いとされます。

● 免疫力アップ
ネギに含まれているアリシンには、体の免疫構成力を強化して、免疫力をアップさせています。免疫力が高まると、生活習慣病を予防する力や感染症にかかりにくい体をつくります。

●疲労回復
ネギに含まれているアリシンには、ビタミンB1の吸収を助ける働きがあります。代謝を活発にする働きもあるので、疲労回復・食欲増進・胃弱改善の効能があります。

●発汗・利尿
ネギに含まれているアリシンには、血流を良くし、発汗と利尿作用を活発にします。血流が良くなると、体の中の水分の流れがスムーズになり、余分な水分や老廃物が排出されることにより、病気になりにくい元気な体にしてくれます。

●血栓予防
血栓ができると心筋梗塞や脳梗塞が起こりやすくなります。ネギは、血液をサラサラにして、血小板が凝集するのを防ぐ働きをするので、血栓ができるのを防ぐ作用をします。

●高血圧降下作用
ねぎに含まれるアリシンは血管を広げて血行をよくし、高血圧を改善します。血栓もできにくくなるので、血流がスムーズに。また、食物繊維も血中の悪玉コレステロールを減らし、血圧低下に導いてくれます。

●血糖値を下げる
ネギにはグルコキニンという成分が含まれています。グルコキニンには血糖値を下げる働きがあります。

●ビタミン・ミネラルの補給
ねぎの青い部分にはβ-カロテンやビタミンB2、C、ナイアシン、カルシウム、リン、マンガン、セレンなどが含まれています。葉ネギはもちろん長ねぎの葉の部分もビタミン・ミネラル源として活用できます。

●風邪ひきに
ネギには強い殺菌作用があり、ネギの殺菌作用によって、ウイルスの増殖を抑えたり殺す働きもあります。

<ねぎの効果的な食べ方>

・ネギに含まれているビタミン類は、水溶性なので熱を加える料理に使うと、ビタミンが減少します。ビタミンを積極的に摂りたい場合は、生で食べるのが効果的です。

・ネギに含まれているグルコキニンは、熱を加えても壊れにくい成分なので、加熱する調理で汁が出た場合は、汁も残さないように食べましょう。
・ネギの辛み成分は空気に触れると、アリシンに変化して血液をサラサラにする作用が強くなります。ネギは切ってすぐよりも、切ってから15分程度おいて食べるほうがいいということです。

・・・ということです。子供のころはねぎが嫌いで、ラーメンにのっているねぎも避けて食べていました。今では何にでも入れますが(^_^;) ねぎを食事に取り入れて、風邪の季節を乗り切っていきましょう~!


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