アスタキサンチン

2016/05/09

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クリスマスですね〜!北欧五か国の一つの「アイスランド」。アイスランドでは、クリスマスにやって来るサンタクロースがなんと13人もいるのをご存知でしたか?これは元来、ヴァイキング時代のお祭りがキリスト教の影響を受けて変化したもので、13人のサンタクロースは元はヴァイキング時代の民話に出てくるいたずらもののお化けが、サンタクロースに変化したものだそうです。

北欧といえばサーモンですが、わが家は「肉よりサーモン」が好きで、かなりの頻度でサーモンか鮭が食卓に並びます。この鮭ですが、すごい抗酸化作用をもつようで・・・ということで、今日は「サケ」について調べてみたいと思います。

<サケとは>

サケは赤い身をそなえた魚でサケ科サケ属に属します。秋に出回るものを「秋鮭」、春の終わりから夏にかけて出回るものを「時鮭(ときしらず)」と呼びます。時鮭は時を知らずして川に上ってきたもの、という意味に由来しています。川から海へ出て成魚となり、産卵期に再びその川に戻るという習性が有名です。サケは日本ではシロサケ、マスノスケ、ギンザケ、ベニザケなど約7種類が一般的です。サケ類は一般に「サケ・マス」とよばれていますが、明確な区分はなくイワナ類なども含まれ、北半球だけで約30種類も存在します。英語では、海に下るものをサーモン(salmon)とよび、淡水域で一生を過ごすものをトラウト(trout)とよびます。

サケはもともと白身魚ですが、プランクトンから摂取したアスタキサンチンを体内に蓄えることで、長い回遊の旅に耐えることができ、激流の川をさかのぼることができます。サケの回遊は、ストレスや厳しい環境の戦いであり、アスタキサンチンは体内に大量に発生した活性酸素から身を守る役割を果たします。体内に蓄えられたアスタキサンチンが活性酸素を除去することで、疲労を回復させるのです。アスタキサンチンのパワーはビタミンEの約500~1000倍ともいわれ、サビつきを強力にブロックします。このアスタキサンチンは卵であるイクラにも受け継がれます。イクラが孵化するまでの間、紫外線などから卵を守る役割をしてくれるのです。

<サケの種類>

・シロサケ
日本人にとってもっとも一般的なサケです。北太平洋の全域に分布し脂肪分が少なめで加工食品に向いています。

・マスノスケ
全長約1.5mでキングサーモンと呼ばれます。末尾のスケは、大型のサケであることを意味します。

・ギンザケ
全長約1mで、脂肪分が多いため、ステーキに向いています。

・ベニザケ
全長約85cmで淡水性のものは、一般的にヒメマスと呼ばれます。

・タイセイヨウサケ
全長約1.5mで、現在はチリやノルウェーなど他国からの輸入が主のサケです。

<アスタキサンチンの効能>

アスタキサンチンはさけやいくら、エビ、カニ、オキアミなど赤い色をした海洋性の食品にふくまれる赤い天然の色素で、カロテノイド(人参やカボチャに含まれる赤い色素)の一種です。アスタキサンチンは、カロテノイドの中でも、特に強い抗酸化力があります。

アスタキサンチンの抗酸化力は、
β-カロテンの約100倍
コエンザイムQ10の約150倍
ビタミンEの約1,000倍
もあるといわれています。

アスタキサンチンは、強力な抗酸化力によって、悪玉コレステロールが血管に こびりつくのを防いだり、すでに こびりついたものを除去する効果があるといわれています。そして、アスタキサンチンは血液と脳との間にある、『 血液脳関門 』、『 血液網膜関門 』というところを通過できる数少ない成分で、目や脳でも高い抗酸化力が発揮できるといわれています。そのため、アスタキサンチンには、加齢による目や脳の老化防止の効果が期待されています。

また、アスタキサンチンは、肌の老化の大きな原因といわれる紫外線が作り出す悪玉活性酸素である 『 一重項酸素 』 を除去する効果が優れていますので、シミや しわ、肌荒れの予防などの美白や美肌の効能にも期待されています。他にも抗炎症作用、動脈硬化抑制作用、がん発症抑制作用、糖尿病抑制作用、ストレス抑制作用、そして、目、脳、肌、肝臓、筋肉といった体の組織の機能を高めるといわれています。

●眼精疲労を改善する効果
アスタキサンチンは栄養が届きにくい細部にまで入り込むことができるため、目の奥までしっかり届くことができます。そのため、活性酸素を除去することで眼精疲労の改善が期待できます。眼精疲労とは、パソコンや携帯電話、読書などで長時間近くを見ていると、目の中の毛様体筋が緊張状態となります。その状態が慢性化することで、ひどい場合には目の奥の痛みや肩こり、頭痛となって、体に不調が現れてしまうのです。眼精疲労の症状を訴える健常者にアスタキサンチン6mgを4週間摂取させたところ、調節機能の改善と自覚症状の改善が確認されました。これにより、アスタキサンチンは眼精疲労に効果的だということがわかったということです。

●脳の機能を改善する効果
サケに含まれるDHAは、青魚に豊富に含まれる必須脂肪酸で、体内で合成することができない成分です。医薬品としても利用されており、血栓をつくらせない成分が多く含まれているのが特徴です。DHAは血液脳関門を通過することができる成分で、神経伝達物質の量を増やし、情報伝達の能力を向上させる働きがあります。EPA(エイコサペンタエン酸)とともに血液をサラサラにしてくれる働きがあり、EPAとの相乗効果で脳内の血管を健康に保つ効果があります。

●血栓症を予防する効果
サケに含まれるEPAには高い血小板凝集抑制効果があり、血栓をつくらせない働きがあります。心筋梗塞や虚血性心疾患など、生活習慣病予防の効果があります。善玉(HDL)コレステロールを増やし、悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪を減らす働きもあり、血液をサラサラにします。高血圧の予防や改善に効果的です。

●皮膚障害の予防・改善・(美肌効果、美白効果など)
●生活習慣病の予防・改善(心筋梗塞のリスク低減、糖尿病予防など)
●メタボリックシンドロームの予防・改善(高血圧・高脂血症・肥満の予防など)
●免疫力の向上(ストレス性免疫低下の抑制など)
●抗疲労作用(筋肉疲労の軽減など)
●抗炎症・抗アレルギー作用
●抗がん作用
●認知機能の改善
●血行促進

・・・ということです。
正月に食べる魚は、地方によっても違いますが、私の実家の東北では「鮭」を食すところが多いようです。年末年始は、飲み過ぎ&食べ過ぎで血圧が上がり気味になりますが、血圧に良い食材を選びながら、実家でのんびり過ごしたいと思います。


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