シナモンで血管修復+血糖値+高血圧改善!

2016/10/23

 

今日はシナモンについて調べてみたいと思います。

<シナモンとは>
シナモンは熱帯に生育するクスノキ科の常緑樹の名前で、その樹皮から作られる香辛料を指す場合もシナモンと呼びます。シナモンは香り高いことから「スパイスの王様」と呼ばれることもあります。洋菓子の香り付けやインドのチャイの使われるイメージがありますが、日本はニッキと呼ばれ京都の八つ橋などののお菓子にも古くから用いられています。漢方の生薬として用いられている桂皮(けいひ)や肉桂(にっけい・にっき)というのもシナモンの事です。

シナモンは、糖質の代謝を助けエネルギーをつくり出し疲労回復に役立つビタミンB1や細胞の新陳代謝を促進し、皮ふや粘膜の機能維持や成長に役立つビタミンB2そして、皮ふや粘膜の健康維持をサポートしたり、脳神経を正常に働かせるのに役立つナイアシンさらに、骨や歯を構成するのに必要なミネラルであるカルシウムやリン、マグネシウムなどを豊富に含みます。カリウムも多く含まれますので疲労回復や利尿作用、高血圧の予防に役立ちます。シナモンは、機能性のある栄養として香り成分であるシンナムアルデヒドオイゲノールを多く含みます。

*シンナムアルデヒドは、シナモンに含まれる香り成分です。血行を良くし、毛細血管の修復や老化を防ぐ働きがあります。また、血糖値を安定させ糖尿病の予防に役立ちます。さらに、殺菌作用、解熱作用があるので風邪を防いでくれます。

*オイゲノールは、香り成分です。香料、精油、殺虫剤、麻酔薬などの医薬品に用いられます。強力な抗酸化作用があり、活性酸素の発生や酸化力を抑え、ダメッジを受けた細胞を修復し、免疫力を高め、動脈硬化やがんの発生を防ぐ働きがあります。

<シナモンの効能>

●毛細血管の保護・修復
シナモンの効果の中でも最近注目を集めているのが毛細血管の修復・保持効果です。毛細血管は内側と外側の二重構造になっていてTie2(タイツー)という分子で繋がっています。Tie2の活動は年をとるほど低下していき、それによって血管の外側が壊れていってしまう=加齢によって毛細血管は減少してしまいます。シナモンに含まれるシンナムアルデヒド(桂皮アルデヒド)はTie2の活性化を促進させて毛細血管を若々しい状態で保ってくれる作用、血管の修復と血管拡張効果があり、ボロボロになった血管を蘇らせ、末端部まで血液を行き渡るようにしてくれます。

●冷え・むくみに
シナモンは血管拡張作用によって末端部まで血液が送りやすい状態を作るとともに、アラキドン酸という脂肪酸が血小板から放出されるのを抑制することで血液の凝固を防ぎ、血液をサラサラ状態にしてくれると考えられています。加えてシナモン自体にも体を温める作用がありますから冷え性、特に血行不良による末端冷え性に高い改善効果が期待出来ます。また血液循環が悪い場合・毛細血管の傷から水分が漏れ出すリンパが処理しきれない場合、両方の「むくみ」改善効果を得ることができます。漢方でも桂皮は水分代謝の改善に有効とされ用いられています。

●美肌・アンチエイジングに
肌への栄養素は血液によって運ばれていきますから、その補給路をしっかりと確保することは肌へ栄養を行き渡らせ、肌のコンディションを保つことと密接に関わっています。血行促進により肌の新陳代謝の向上に繋がり、お肌のターンオーバーが促進されることでハリやみずみずしさのある綺麗な肌を維持できるでしょう。また血行不良によるくすみの改善にも役立ちます。シナモンには毛細血管の保護・修復作用がありますから、毛細血管の減少や損傷から起こるシミ、シワ、たるみの予防改善も期待できます。

●ダイエット・血糖値を抑える
シナモンには血糖値を安定させる効果が発見されています。シナモンに含まれる「プロアントシアニジン」という成分がインスリンの分泌を活発にし血糖値を安定させているのではないかと考えられており、シナモン摂取で血糖値が30%減少するという研究報告もされています。
脂肪細胞を縮小化させる作用があるという報告もあり、血糖値の変動を抑える作用と合わせてダイエットのサポート役としてもシナモンは活用され始めています。

●リラックス・記憶力アップに
シナモンの甘い香りにはリラックス作用があり、アロマテラピーでも用いられています。気分の落ち込み(抑うつ)状態や疲労感からの回復に役立つとされ、抑うつの治療補助として取り入れられることもあるようです。またシナモンの香りをかぐことで脳の機能を高め、記憶力向上効果が期待出来ると言われています。

●その他
・毛細血管を丈夫にすることによるシミ、シワ、たるみの予防・改善
・頭部の毛細血管を丈夫にすることによるハゲ、抜け毛の予防・改善
・脂肪細胞を小さくする効果によるダイエット効果
・中性脂肪、コレステロールを下げる効果
・毛細血管の血行不良改善への効果
・高血圧の改善効果
・血栓予防効果
・毛細血管の血行促進による冷え・冷え性・むくみの改善効果
・血糖値(ヘモグロビンA1C)を下げる効果
・殺菌作用、解熱作用により風邪の予防や改善

<シナモンと一緒に摂ると効果が上がる栄養素>

①ポリフェノール
血管が衰える原因は「酸化ストレス」、いわゆる活性酸素です。この活性酸素から血管を守ってくれる成分がポリフェノールです。ポリフェノールで活性酸素を無害化して老化を抑え、シナモンで毛細血管を元気にするとあらゆる細胞に栄養が運ばれます。

②イソフラボン
イソフラボンは血管の若返りに効果があります。シナモンには、血管拡張作用や脂肪を溜め込まない作用がありますが、イソフラボンにも同じような効果があります。また、イソフラボンには健康な血管細胞を増やす働きや、体内のコラーゲン生成を活発化させる働きもあります。

③ビタミンA、C、E
ビタミンAは、皮膚や血管の粘膜を健康に保ちます。ビタミンCは、コラーゲンの合成を活発にし、更には強力な抗酸化作用もあります。ビタミンEは、肌の細胞に栄養を運ぶ血管の血行を促進し、更には強力な抗酸化作用があります。

④DHA・EPA、鉄
DHA・EPAには血栓ができるのを防いで、血行を良くする働きがあります。鉄には、細胞代謝に必要な酸素を運ぶ働きがあります。これらをシナモンと組み合わせると、シナモンによって健康になった血管内をDHA・EPAが流れをスムーズにし、鉄が酸素を届けやすくなって細胞が活発化します。

< シナモンの副作用>
シナモンは適量を取っていれば副作用は少ないと言われていますが、過剰摂取により副作用を起こすことがあります。シナモンにはクマリンといわれる成分が含まれており、このクマリンを過剰摂取すると肝障害を引き起こす可能性があります。その他には、香気成分のシンナムアルデヒドという成分が胎児に悪影響をおよぼす恐れがあるため、妊婦さんへの注意が必要とされています。

ちなみに、シナモンには2種類あり、スリランカ産セイロンシナモンと、ベトナム産や中国産のカシアとがあり、セイロンシナモンはクマリンの含有量が少ないのに比べて、中国産カシアはセイロンシナモンの41倍、ベトナム産カシアに至ってはセイロンシナモンの385倍あるそうです。

・・・ということです。
コーヒーにシナモンパウダーをいれてみるのもいいかもしれませんね。日々の生活に少しづつでも、身体にいいことを取り入れていきましょう。


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