そばを食べるなら十割そば!

暑い季節になると、のど越しのいい麺類を食べることが多くなりますが、血圧対策にはやはりお蕎麦をお薦めします。血圧対策として食べるのであれば、やはり小麦などのつなぎが入っていない十割そば!そしてさらに効果を狙われる方は、韃靼そば 。普通の蕎麦と韃靼そばの違いをご説明します。

韃靼そばと普通のそばの違い

栽培種としてのソバは「普通ソバ(普通種)」と「韃靼ソバ(ダッタン種)」に大別されます。韃靼ソバのそば粉と普通のそば粉(挽きぐるみ)の栄養成分を比較してみると、ルチン以外について大きな違いは見られません。普通そば粉に比べて、たんぱく質がやや少なく、炭水化物がやや多い程度で、カロリー(エネルギー)もほぼ同じです。

極端に違うのはルチン含有量です。分析法によって若干異なりますが、ダッタンそば粉には、普通そば粉の約100倍ものルチンが含まれています。ルチンは、穀物ではそばだけに含まれており、毛細血管に弾力を持たせ血圧を下げる作用があるとされています。寒さの厳しい北欧では脳卒中予防のため一日に一定量の摂取を奨励している成分でもあります。

植物は、有害な紫外線から自分自身を守るために日傘の代わりとなるポリフェノールを作ります。これは、紫外線量の多い高地で育つ植物でより顕著に見られます。韃靼そばにルチンが多いのは、高地で生育する中でこのポリフェノールの一種であるルチンを多く蓄える必要があったからであるといわれています。

ソバといえば普通ソバというイメージが定着していますが、海外では普通ソバだけでなく、ダッタンソバも食用として広く利用されています。主な栽培地域は、シベリアを中心とするロシア、中国東北部および南部、韓国、北朝鮮、モンゴル、インド、ヒマラヤならびにインド周辺諸国(ネパール、ブータンなど)、東欧諸国、カナダおよびアメリカ北部などで、食用以外にも飼料用として、古くから栽培されていたということです。

韃靼そばの主な栄養成分と効能


1.ビタミンPの一種であるルチンは、血管補強剤、毛細管性止血剤として用いられ、高血圧、脳溢血、血圧異常高進、狭心症、心機高進、動脈硬化症、慢性胃腸出血、腎臓浮腫、紫斑病、糖尿病などの生活習慣病の改善に役立ちます。

2.メラニン色素の生成を抑制する、シス・ウンベル酸が含まれシミ・ソバカスの防止に有効です。

3.身体に必要な微量栄養素であるビタミン、ミネラル、特にビタミンEが豊富で、他の穀類よりローカロリーなので、美容食としておすすめです。

4.ドロドロの血液の流れがサラサラになる効果が期待できます。

【 ルチンとは 】
ルチンはポリフェノールの一種で抗酸化作用を持ち、以前はビタミンPと呼ばれていました。ルチンには毛細血管の強化や動脈硬化の予防、脳卒中の予防に効果があるという研究結果があり、血圧降下の作用も確認されています。また、韃靼そば茶を飲用することで血流が良くなることも確認されています。

ルチンの効能については次のような報告があります。
•出血性疾患を予防
•生活習慣病の予防・改善
•心疾患の予防・改善
•糖尿病を予防
•認知症の予防
•ビタミンCの吸収促進によるシミ・シワ・たるみの予防
•毛細血管の強化

韃靼そば茶レシピ 「茶殻を入れた雑穀ご飯

韃靼そば茶は2~3回はお茶だしができますが、その後も捨てずにご飯を炊くときに一緒に炊飯器に入れて炊くと、香りのある韃靼そばの雑穀ご飯ができます。そばご飯といった感じで、茶殻とは思えない程です。お茶を出すだけでは、韃靼そば茶の成分が出きらないため、この韃靼そば雑穀ご飯にすれば、韃靼そば茶の全体を取り込むことができます。

私の実家の地方では、昔の減反政策により(稲作をやめて他の作物を作らされた)田んぼで稲を作らずに蕎麦を作り始め、今ではそばが特産となっています。東北の高血圧人口が高い地域でしたが、今では地域の高血圧改善に一役買っているかもしれませんね。何が功をなすのか...不思議なものですね。

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