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そのイライラ、肝臓の不調では?

2016/03/02

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気候が暖かくなり春に向かうと、体も寒い季節にたまった不要なものを排出する方向に傾き、肝臓は活発に働きはじめるということす。その肝臓が弱るとイライラしやすくなる?・・・ということで、今日は肝臓について調べてみたいと思います。

<肝臓とは>

肝臓は臓器の中で唯一、手術で5分の1を切り取っても、元に戻る再生能力を持っています。肝臓は非常に予備力が高く、病気になっても症状が出にくいことから「沈黙の臓器」と呼ばれます。 肝臓は最大の臓器で、成人男子で1200~1400g、成人女子で1000~1200gで、体重のほぼ2.8%に当ります。肝臓は、上腹部に位置しており、一部が横隔膜に付着しているので、呼吸運動に同調して肝臓も上下に動きます。

肝臓を下面から見ると、ほぼ中央には肝臓の出入口があり、肝門と呼ばれています。肝門からは門脈と肝動脈という2つの主血管が肝臓内へ入っています。門脈は太い静脈で、腸や脾臓を循環して栄養分を豊富に取り込んだ静脈血を肝臓へ運んでいますが、酸素はほとんど消費し尽くされています。それでは肝臓の細胞が呼吸できないので、肝動脈が大動脈から直接酸素に富んだ動脈血を肝臓へ送り込んでいます。 肝臓で造られた胆汁は肝門から出る胆管を通って肝臓の下面に付いている胆嚢へ運ばれます。胆汁は胆嚢で一時貯められますが、食べ物が胃の中へ運ばれて来ると反射的に収縮して胆汁が十二指腸へ放出されます。
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<肝臓の働き>

【合成】
◎ コレステロ-ルの合成。
◎ アルブミン(血漿タンパク質の主成分)の生成。
◎ フィビリノゲン(血液の凝固に関係)の合成。
◎ プロトロンビン(血液の凝固に関わる酵素の一種で、フィブリノーゲンをフィブリンにする反応を触媒する)の合成。
◎ ヘパリン(血液凝固を阻害 )の合成。
◎ 胆汁酸の合成
破壊した赤血球から得たビリルビンとコレステロ-ルから胆汁酸を合成して、脂肪の消化吸収を助ける胆汁をつくります。胆汁は胆のうに蓄えられて、十二指腸へ分泌されます。
◎ 尿素の合成
タンパク質の分解によって生じたアンモニアなどの有害物質を、オルニチン回路という物質の反応回路によって尿素につくり換え、無毒化します。

【貯蔵】
◎ 小腸から門脈を経て肝臓に運ばれたブドウ糖はグリコ-ゲンとして蓄えられます。
◎ 各種のビタミンを蓄えます。
◎ 血液を貯蔵し、必要に応じて供給します。

【解毒】
◎ 有害なビリルビンや過剰なアルコ-ル、薬など体に有害な物質を解毒し排泄します。

【血糖値の調節】
◎ 血糖値が低下すると、グリコ-ゲンが分解されてブドウ糖になり、血糖値を上昇させます。

【体温調節】
◎ 物質の代謝が活発に行われるため、筋肉についで熱の発生量が多い。体の全発熱量のうち12%を肝臓がつくり出しています。

<肝機能低下になるとどんな症状が出るのか?>

肝臓の機能が低下すると、老廃物がきちんと排出されなくなってしまったり、代謝がスムーズに行かなかったりするなど、人体に悪影響を及ぼすことになります。肝機能低下の状態になると出てくる最も特徴的な症状は「黄疸」です。これは肌や眼球といった部分が黄色くなるという症状で、黄色人種は肌の色の変化がわかりづらいため眼球で分別できると言われています。その他の症状としては以下のとおりです。

身体の倦怠感や脱力感
微熱が続く
睡眠障害(過度の眠気や不眠)
体重の急激な減少
食欲不振や吐き気、膨満感
急激な酒に対する代謝の減少
脂肪便(白い便が出る)
尿が黄褐色をしている
身体がかゆい
爪が白くなる
赤いクモ状の斑点が出る
出血しやすくなる

特に疲労感について最近では、慢性的に疲労感が続くのであれば肝機能低下を疑え、とまで言われるようになってきています。「何かおかしいな」「いつもと違うな」と思ったら肝機能低下を疑いましょう。症状がはっきり自覚できているなら、できるだけ早く医師に相談することも大切です。

<肝臓に悪い生活習慣>

(1)偏った食生活
肝機能以外にも言えますが、偏った食生活は肝臓にとって大きなストレスです。例えば人間のエネルギー源であるブドウ糖は、1日3食の食事から摂取されます。これを疎かにすると、肝臓のグリコーゲンがブドウ糖となりエネルギーとして使われ始めます。これは、弱っている肝臓には大きな負担となります。また、早食いも肝臓にダメージを与える行為のひとつで、早食いをして急速に栄養を摂り込むと、血糖値が急上昇し膵臓をはじめ代謝の要である肝臓も急ピッチで動かなければならないからです。肝臓に良い食生活とは、栄養バランスが整ったものをよく噛んで1日3食とることです。食後は肝臓が忙しく働いているため、急な運動などは避けることもポイントです。

(2)ストレスや睡眠不足
ストレスやそこから派生しやすい睡眠不足は、肝機能の低下に直結します。ストレスを強く感じることで分泌されるホルモンは血管を収縮させるため、血圧が上昇し肝機能に負担がかかるのです。なるべくストレスを溜め込まないようにストレス解消法を見つけ、良質な睡眠を心掛けることが大切です。

(3)過度なダイエット
ダイエットの最中、避けられがちなのは肉や魚料理などのタンパク質です。このタンパク質は、肝臓に運ばれてくる脂肪と結び付いてエネルギーとして全身に送り出す役目を担っています。タンパク質が不足すると脂肪だけが肝臓に蓄積されて、脂肪肝になる可能性が高くなります。さらにリバウンドを繰り返すことによって脂肪肝が悪化し、肝炎や肝硬変を発症させてしまう例もあります。

(4)タバコ
タバコは有害物質であるアセトアルデヒドをつくり出し、肝臓を傷めてしまう原因のひとつと考えられています。禁煙がベストですが、逆にストレスの要因ともなってしまう方は本数を減らしていくところから始めましょう。

(5)薬の過剰摂取
本来は身体を良くするための薬ですが、誤った服用により肝機能障害をひき起こしてしまう可能性があります。薬が肝臓にとって有害物質だと判断される場合があり、そうすると肝臓が解毒のために働き出してしまいます。このため薬の過剰摂取はもちろん、長期服用は肝臓の重労働となり、肝臓を弱めることになってしまいます。

(6)便秘症
一見無関係に思える便秘と肝臓ですが、実は密な関係にあります。便秘は、本来排泄されるべき有害物質が体内に蓄積されていく状態です。有害物質を解毒するのは肝臓ですから、便秘が生じると肝臓は通常の働きを超えた運動をしてしまいます。便秘症は、肝機能障害の他にもさまざまな病気を発症させる要因です。慢性化させないように、バランス良い食事や適度な運動を心掛けましょう。

<肝臓にやさしい食品>
肝臓にいいとされる成分には、以下のようなものがあります。

●にんにく---ビタミンB群・アリシン・メチオニンなど、肝臓の働きを直接サポートする成分が多く含まれている。
●牡蛎(かき)---コレステロールを下げたり、血圧を正常に保つ効果を持つタウリンが豊富に含まれている。
●納豆---中性脂肪の排出を促す成分・レシチンが豊富に含まれている。また、ミネラルも豊富で、肝細胞の新陳代謝を助けてくれる。
●しじみ---アミノ酸・ミネラルを豊富に含んでおり、バランスよく含まれた栄養素が肝機能をサポートする。
●ごま---ごまに含まれるセサミンは、肝臓の脂肪酸を減らしたり、肝臓がんを予防すると言われている。

<なぜ肝臓が弱るとイライラするのか?>

肝臓が疲れたり、弱ってくると寝つきが悪くなったり、熟睡ができず些細なことでも目を覚ますようになります。質の良い睡眠が十分にとれなくなると、自律神経のバランスが崩れ、自律神経でコントロールされている肝臓の機能を更に低下させてしまうという悪循環に陥ってしまいます。肝臓の機能が低下するとイライラして怒りっぽくなるのは自律神経の乱れが原因だということです。睡眠時間を増やしたり、心身ともにリラックスできる時間と環境を作ることが大切です。

*疲れた肝臓の働きを回復させるツボ:神門(しんもん)
掌と手首のつけ根にある横じわと、小指から手首に下ろした線が交わったあたり。横じわの上を指先で押さえてみて、少しへこんでいるところがツボです。
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・・・ということです。春は自律神経が不安定になりやすいんですが、こういったことも理由の一つかもしれませんねぇ。今年の春も体調を崩さないように生活を整えていきたいと思います。


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