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血圧240/130mmHgから自力で脱出!食生活&体質改善で、現在は降圧剤ナシで生活しています(^-^)

唐辛子は高血圧にも効果あり!?

2016/05/09

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先日、実家に帰省した帰りににお土産売り場を散策していたら、面白いものや珍しいものをたくさん見つけました。竹炭入りのお菓子やら、そばのハチミツやら...。ふと棚の上をみると「ニンニク入り七味唐辛子」。ん~~~、何に使うか?ちょっと味が気になったので購入。
・・・ということで、今日は唐辛子について調べてみたいと思います。

<唐辛子(トウガラシ)とは?>

唐辛子は、メキシコを原産とする、一年草もしくは多年草です。ナスの仲間で、草丈は40~80cmほどに生長します。夏から秋にかけて白い花を咲かせた後、辛味のある果実をつけます。15世紀、コロンブスによってヨーロッパにもたらされました。日本には16世紀にポルトガルから渡来したとする説と、17世紀に豊臣秀吉が朝鮮出征の際に持ち帰ったとする説があります。今では世界中で栽培され、食用とされるほか、観賞用の品種も出回っています。日本でも、江戸時代から観賞用として栽培されています。

唐辛子(トウガラシ)は、糖質の代謝を助けエネルギーをつくり出し疲労回復に役立つビタミンB1や細胞の新陳代謝を促進し、皮ふや粘膜の機能維持や成長に役立つビタミンB2や、皮ふや粘膜の健康維持をサポートしたり、脳神経を正常に働かせるのに役立つナイアシンや動脈硬化を予防しストレスをやわらげる働きのあるパントテン酸そして、貧血を予防し、細胞の生まれ変わりや、新しい赤血球をつくり出すために欠かせないビタミンである葉酸を含みます。

さらに、抗酸化ビタミンであるビタミンC、ビタミンEを含みますので活性酸素の発生や酸化力を抑え、動脈硬化、皮膚や血管の老化を防ぎ、免疫力を高めてくれます。また、骨や歯を構成するのに必要なミネラルであるカルシウムやリン、マグネシウムなどを含みます。カリウムも多く含まれますので疲労回復や利尿作用、高血圧の予防に役立ちます。また、唐辛子は、機能性のある栄養としてカロテノイドの一種のβ-カロテンやβ-クリプトキサンチンを豊富に含みますので強力な抗酸化作用を期待できるということです。

*β-クリプトキサンチンの健康効果
・骨粗しょう症を予防する効果
・糖尿病の進行を抑制する効果
・免疫力を高める効果
・美肌効果

<唐辛子の品種>

●韓国唐辛子
日本でも多く流通している、一般的なとうがらし。キムチやチゲなど韓国料理には欠かせない。

●獅子唐辛子
ししとうがらし(ししとう)は、とうがらしの甘味種。栄養成分は、ピーマンとほぼ同様。
油いためや、天ぷらに。

●ハバネロ
激辛スナック菓子などの発売により、日本でも知名度が上がった。フルーティーな香りもある。原産はメキシコ。

●京伏見辛
京都のとうがらしの中でも、もっとも古い品種。煮物・焼き物・揚げ物に。
「別名」ひもとう・伏見甘などとも呼ばれている。

●鷹の爪
実を乾燥させて、香辛料として使うことが多い。これを粉末にしたものが一味唐辛子。

<唐辛子の効能>
唐辛子は栄養価が豊富でビタミンA、ビタミンE、ビタミンB2、カリウムや鉄分などのミネラルを豊富に含んでいます。勿論唐辛子は大量に食べられるものではないため栄養素の摂取という点ではあまり期待は出来ませんが、その代わりにカプサイシンという少量でも薬効を感じられる成分が含まれています。

【ダイエット・代謝アップに】
カプサイシンは唐辛子に含まれている辛味の成分で、摂取すると脳や脊髄などの中枢神経を刺激し、アドレナリンなどのホルモンの分泌を引き起こします。アドレナリンには脂肪分解酵素リパーゼを活性化させ脂肪燃焼を盛んにする作用があり、代謝が活発化することで一時的に体温が上昇し、発汗が促進されます。運動をした時のようにエネルギーを消費してくれるのでダイエットに良いと言われています。

【健康維持・生活習慣病予防】
カプサイシンには生活習慣病の予防にも有効であると考えられています。血行を促進し、代謝がアップすることで老廃物の排泄を促すことができることに加え、カプサイシンを含む唐辛子を料理に利用することで旨みが増し、塩分や油分の摂りすぎを防ぐことができるメリットもあります。コレステロール値の上昇自体を抑える効果もあります。血行を促進し、老廃物の排出を促して新陳代謝を高めることで疲労回復にも効果が期待できます。

【食欲増進・消化機能向上】
唐辛子やカプサイシンというと「胃腸に悪い」という印象が一般的ですが、食べ過ぎなければ唾液や胃液の分泌を活発にさせ食欲を促進する効果や、腸を刺激して蠕動運動を促進させ便秘の改善効果もあるとされています。冷えからも便秘は起きますので、温め効果と合わせて便秘の解消効果が期待できそうです。

【髪のお悩みに】
ちょっと意外なカプサイシンの効果として、発毛促進効果も期待されています。カプサイシンを摂取すると頭皮の知覚神経が刺激されて発毛成長因子の分泌を促進するのだそうです。発毛成長因子の元となるイソフラボンとあわせて摂取すると良いと言われています。発毛だけでなく薄毛予防にも役立つと考えられています。

<唐辛子の食べ過ぎに注意!>

唐辛子に含まれるカプサイシンという成分は、少量であれば食道や胃を刺激して食欲を増進させる効果があります。ただ、大量に食べてしまうと体内の粘膜が傷つきやすくなり、胃腸の荒れや咳、息切れを引き起こします。この作用によって、下痢や胃食道逆流症、排尿障害が現れます。人によって辛味への耐性が違うことから、1日の許容摂取量は定められていませんが、自分自身の適度な量を把握し、体調の悪いときは控えるなどして楽しみましょう。

*「カプサイシンの生理作用」農林水産省ホームペーより:

カプサイシンのバニリル基が、全身に分布する感覚神経終末で細胞膜のバニロイド受容体TRPV1(カプサイシン、酸、熱などの侵害刺激を受容するイオンチャネル型受容体)に結合して、神経細胞が脱分極し活動電位を発生することで、灼熱感(焼けつく痛み)を引き起こします。

カプサイシンを経口摂取することによって引き起こされる舌上の灼熱感を私たちは辛みとして認識しますが、その刺激は口腔内だけに生じるわけではなく、気管支や消化管全体におよびます。気管支が強く刺激されると気管支収縮により息切れや咳が生じます。また、肛門側の直腸にはTRPV1が多いため、カプサイシンにより刺激されると強い灼熱感を感じます。

カプサイシンを摂取すると、感覚神経を介して胃酸の分泌が抑制されます。消化管から吸収され血中に入ると、感覚神経から中枢神経系を介して、副腎からのアドレナリン分泌を促進します。このアドレナリンが、脂肪代謝などエネルギー代謝を促進したり、発汗を促したりします。 カプサイシンの刺激が繰り返されると、感覚神経細胞のTRPV1を介して細胞内に流入したカルシウムイオンによって、TRPV1が脱感作され、感覚神経が麻痺して辛みと痛みを感じにくくなります。この作用を利用した鎮痛外用薬として、カプサイシンを含む温湿布やクリームがあります。

カプサイシン受容体は、私たちの体に備わっているものの普段は使われず、44℃の熱や、それに近い刺激を感じると危険と判断するセンサーのような存在です。例えば、唐辛子や生姜、カレーを食べると、舌では辛いと感じますが、ノドを過ぎても受容体がある為、全身がポカポカしてきます。これは、胃や腸にカプサイシンが入ると、脳が、カプサイシンを毒、危険物質と判断してアドレナリンを放出、脂肪を燃焼させる指令を出すからなのだそうです。カプサイシンは、人体にとっては毒の部類に入るので摂取し過ぎるのは禁物ですが、少量、適量を摂取することで、胃腸を保護してくれる効果も期待できるということです。

・・・ということです。カプサイシンはとても刺激の強い成分であることから、発がん性や毒性を疑われていますが、カプサイシンの毒性についてはまだまだ研究段階で、賛否両論あります。今後の研究動向に注目ですね。


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