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血圧240/130mmHgから自力で脱出!食生活&体質改善で、現在は降圧剤ナシで生活しています(^-^)

高血圧に効果のある食材(7) カボチャ」

2016/05/09

今月はハロウィンですねぇ。ハロウィンといえば「カボチャ」ですが、私はパンプキンパイが大好きで、よくこの時期はホール買いして一気食いします。(昔は、「大食い選手権」に出れるんじゃないの?っていうぐらい食べてましたが、今は少食になりましたねぇ。)・・・ということで、今日は「カボチャ」について調べてみたいと思います。

<カボチャの特徴>

カボチャは栄養成分を豊富に含む緑黄色野菜です。カボチャの種類を大別すると、表面のデコボコした日本カボチャとツルツルした西洋カボチャがあります。日本カボチャはメキシコが原産で、安土桃山時代にポルトガル人によって、カンボジアから渡来したため、「カボチャ」の名前がつけられたといわれます。西洋カボチャは南米ペルーあたりが原産です。一般にくりかぼちゃといわれ、強い甘味とほくほくした肉質が人気です。糖質の比較では、日本かぼちゃより倍以上も甘味が強く、緑黄色野菜の特徴であるカロチンも、またエネルギーもずっと多いです。

カボチャの栄養的特徴は、よく知られている「カロテン」です。カロテンは体内でビタミンA「として」働く色素で、植物性食品の成分です。(ビタミンAというのはレチノールという物質のことで、レチノールは動物性食品にしか含まれていません。)

ビタミンAは皮膚、目の角膜、口や胃などの消化器官など、多くの臓器を覆っている部分を健康に保つという重要な働きをしています。ビタミンAは脂溶性のビタミンで、たくさん摂りすぎると過剰症がでることがあります。その点、野菜からカロテンを摂取している限りは「体内で必要な量だけビタミンAに変換」されるため、過剰症の心配がありません。(ちなみにビタミンAの過剰症には頭痛や肌荒れなどがあります。)

カロテンはビタミンAとして働くだけではなく、カロテンそのものとして、主として抗酸化作用を発揮し、がんを予防したり動脈硬化の進行を遅らせるなどの働きをしています。コラーゲンの生成を助けて皮膚を若々しく保ったり、風邪などの病原菌を退治したりする機能をもつビタミンCも豊富です。ビタミンCが多いだけではなく、カボチャのビタミンCは保存中にも減少することが少ないので、秋から冬にかけてのビタミンC補給源として貴重な存在でもあります。

また、植物油や動物の内臓以外にはあまり含まれていないビタミンEを含む点も、野菜には珍しい特徴だといえます。ビタミンEは、体内の脂質(細胞膜)を活性酸素の害から防いで、心疾患や脳梗塞などの重大な病気のリスクを低減します。また、ビタミンEは女性ホルモンや男性ホルモンの生成を活発にして生殖機能を高めます。

<カボチャの特効成分が血圧を下げる仕組み>

私たちの体内にはさまざまな酵素が存在していますが、そのうちのアンジオテンシン変換酵素(ACE)が、血圧の上昇に大きく関係することがわかっています。まず、腎臓から分泌されるレニンという酵素は、肝臓から血中に放出されるタンパク質、アンジオテンシノーゲンをアンジオテンシンⅠに変換します。さらにアンジオテンシンⅠは、肺血管にあるACEによって、アンジオテンシンⅡに変換します。このアンジオテンシンⅡは、血管を収縮させたり、体内のナトリウムをふやす作用があり、血圧を上昇させます。つまり、ACEの働きを阻害し、アンジオテンシンⅡに変換させないことが、血圧の上昇を回避することにつながります。そしてかぼちゃには、ACEの働きを阻害する成分があることが研究報告されています。

<カボチャの効能>

●血圧を正常化させるカボチャ
カボチャの種子には、リノール酸、オレイン酸などの良質の脂肪が含まれており、非常な効果があります。種子は、完熟したものを炒って使います。これらの脂肪は血圧を正常にし、強壮にも効果があります。また昔から、種子をすりつぶし、その汁を空腹時に飲むと、回虫や、ぎょう虫の駆除に効くといわれています。

●便秘、病後の栄養補給にカボチャ
カボチャはビタミンAとともに、繊維質の野菜なので、便秘に効果があります。また、炭水化物の質が良質なので、身体に良く、身体を温める作用もあるので、病後の栄養補補給に最適です。

●肝臓を強くするカボチャ
カボチャにはカロチンが豊富に含まれているので強肝作用があり、ビタミンCが肝臓の解毒作用をスムーズにするので、保健食として活用するとよいでしょう。

●鳥目に効くカボチャ
カボチャにはカロチンが豊富に含まれているので、体内でビタミンAに変わるため、鳥目、角膜乾燥予防に効果があります。

●糖尿病に効くカボチャ
カボチャは昔から民間療法で糖尿病の特効薬として用いられてきましたが、それは、カボチャにすい臓の機能を正常にし、インシュリンの分泌を促進する作用があるからと言われています。

<生薬としての利用>

種は南瓜仁(なんかにん)、花は南瓜花(なんかか)として漢方の生薬に用いられ、かぼちゃの種は食欲増進、利尿、解毒、消炎、鎮痛、虫下し、かぼちゃの花には下痢の治療や乳の出をよくする薬として用いられています。

<カボチャのαカロテンの効能>

αカロテンとは、緑黄色野菜に多く含まれている黄色や赤色のカロチノイド系色素の一種です。特に、にんじん・かぼちゃに多く含まれています。αカロテンは、体内でビタミンAに変化する性質があり、様々な体の部分の調子を整えるために機能しますが、その効果はβカロテンよりも低いとされています。しかし、強力な抗腫瘍効果、抗ガン効果が確認されており、体の酸化を防ぎ、老化や生活習慣病を防止する抗酸化作用はβカロテンの10倍強いとも言われています。但し、摂取についてはαカロテン単独ではなく、βカロテンと一緒に摂ることでよりその効果をアップさせます。

・・・ということです。カボチャの美味しい季節ですし、色々な料理にトライしてみてください。

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-高血圧改善に有効な食材