めがね食堂 ruokala silmälasit 『降圧剤ナシで暮らす日々』

血圧240/130mmHgから自力で脱出!食生活&体質改善で、現在は降圧剤ナシで生活しています(^-^)

自律神経(4)副交感神経が過剰に働いた場合はどうなるのか?

血圧を下げるには、副交感神経を優位にさせてリラックスするといいといわれていますが、副交感神経の働きが過剰になった場合はどうなるのか?・・・今日は、副交感神経過剰の時にでる身体の反応について調べてみたいと思います。

身体は、夜寝ている時でも、起きている時でも、意識しなくとも心臓は動いて、呼吸もしています。暑ければ、体温下げるために無意識で汗をだし、寒ければ体温を下げまいと震えたり、鳥肌が立ったりします。これらは、自律神経の働きのごく一部で、約200系統の指令を出しています。自律神経のバランスが崩れると、免疫力は低下しますので病気にかかりやすくなります。

自律神経は、交感神経と副交感神経があります。交感神経は車に例えると、アクセルで、副交感神経はブレーキの役割です。過剰に交感神経が優位な状態は、ブレーキの効かない車に乗っているような状態です。高血圧、高脂血症、糖尿病を患っている方は、交感神経が過剰に優位な状態が多いです。 また、過剰に副交感神経が優位な状態は、ブレーキを常に踏んでいる状態です。この状態ですと、精神的に、憂鬱感がでてきます。

頭が重い、めまい、疲労感が取れない、よく眠れない、動悸、耳鳴りなど、何となく体調が悪く、検査をしても原因となる病気が見つからない不定愁訴は、自律神経のバランスの乱れから引き起こされます。交感神経と副交感神経がお互い強くバランスよく働けばいいのですが、現代人は、どちらかと言いますと、交感神経が優位に働いている人が多いのです。

《交感神経の特徴》

・人間が活動できるように体の状態を整える
・やる気の上昇、血圧上昇、体温上昇
・エネルギーを消費する。
・食欲低下、消化機能低下、頭の回転を良くする
・ストレスに対抗し頑張るホルモンを分泌

*交感神経が過剰になると...
・頭痛
・高血圧症
・動悸、息切れ
・食欲低下
・風邪や病気にかかりやすくなる(免疫力低下)

《副交感神経の特徴》

・人間をリラックス状態にさせる
・エネルギーを蓄える。
・血圧低下、体温低下
・食欲増進、消化機能を活発にする
・やる気の減退、頭の回転を鈍くする。(眠りにつかせる)
・リラックスのホルモンを分泌する。
・幸福感を感じる。体を修復する。

*副交感神経が過剰になると...
・アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、鼻炎、気管支喘息など)
・リウマチ性疾患
・疲労、全身倦怠感(体がだるい、疲れやすいなど)
・片頭痛
・眠気、ふらつき
・低血圧症
<副交感神経が優位になりすぎるとこうなる>

自律神経は時間帯や状況によって交感神経と副交感神経の2つがうまく切り替わり働くことで体の恒常性を保っていますのでどちらかが過剰・過小に働くのは体によってよいことではありません。副交感神経は心身の休息をとる時におもに優位に働きますが、過剰に優位になってしまうと意欲の低下や集中力の散漫、日中の眠気などを引き起こします。また胃腸の働きが活発になるためお腹がすきやすくなってしまうということが起こります。

また副交感神経が過剰に働くようになると体の免疫にかかわる重要な働きをしている白血球のうち、その3割を占めているリンパ球を増加させます。リンパ球はカビやウィルスといった体に悪影響を及ぼすものに対して働いてくれるので、増加することは一見するとよい効果をあげてくれるようなイメージがあります。たしかに免疫力という面では向上するのですが、過剰になってしまうと抗原に過敏な反応を示すようになるため、アレルギー反応を引き起こしやすくなってしまいます。このように副交感神経が過剰に優位になることで、アトピー性皮膚炎や難治性のアレルギー性皮膚炎などを引き起こしてしまうことがあります。

さらに通常副交感神経には血管を拡張する作用があり、それが体温を高く保ち冷えの改善をしてくれる、というようなよい働きがありますが、過剰に優位になると常に血管が広がっている状態であるため反対に血流が悪くなり血液の流れが滞ってしまうということが起こります。例えば水が流れる川で考えてみるとよくわかりますが、川幅が狭すぎると水はそのあいだを流れることができませんし、川幅が水量に対して広すぎれば、やはり水は流れていくことができずその場に滞留するようになってしまいます。それと同じようなことが副交感神経が優位になることで拡張されっぱなしになる血管にも言えます。

副交感神経は通常であれば血行をスムーズにし体を温めるとう働きを持っていますが、過緊張になってしまうとかえって血行が滞り冷えをもたらし低体温状態を作り出してしまうことがあります。

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<理想のバランス>
2つの神経の働きは、片方が高い時はもう片方が低くなるシーソーのような関係とよくいわれていますが、実際はそうではありません。理想的な関係は、両方が同じような高いレベルで働いていて、活動状態の時は交感神経が「やや優位」に、リラックス状態では副交感神経が「やや優位」になる形。それが、心身ともに充実した、最も健康な状態です。ところが、もしどちらか一方に大きく偏ってしまった状態が続くと、心身の状態も不安定になります。交感神経ばかりが高ければ、常に緊張を強いられて疲弊してしまいます。かといって副交感神経ばかり高くても、心身の活動力が低下してしまいます毎日の心と体の健康状態は、自律神経のバランスによって決まるといってもいいのかもしれません。

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なぜ自律神経のバランスが乱れると、不健康になるのでしょうか。その理由としてまず考えられるのは、体内のライフラインである血流の低下です。血流のコントロールは、自律神経の重要な役割の一つです。加齢とともに、血管を拡張に導く副交感神経の働きが低下すると、血管の収縮が過剰になりやすく、血流が低下してしまうため、すみずみの細胞まで栄養や酸素が行き渡りにくくなります。また、自律神経のアンバランスは腸内環境の悪化にもつながり、腸に増えた有害物質を含んで汚れた血液が、全身に運ばれます。この状態が続けば、体の機能は低下し、様々な不調や病気を招きやすくなり、老化も進みやすくなってしまうのです。

自律神経のバランスを乱す要因として、ストレスや乱れた生活リズム、不規則な食生活、運動不足、喫煙、睡眠不足が挙げられますが、忘れてはならないのが「加齢」です。実は、交感神経の働きは歳を重ねてもあまり変わらないのですが、副交感神経の働きは年齢とともに低下していくため、交感神経だけが強く働くアンバランスな状態になりやすいのです。

加齢は誰しも防ぐことはできません。しかし、日ごろから副交感神経の働きを高め、交感神経に傾きがちな自律神経のバランスを整えることは可能です。そのためには、まず自律神経の乱れに早めに気づくことが大切。もし、好きで聴いている音楽が耳障りに感じたら、副交感神経の働きが低下しているサインです。さらに、天気が良いのに気分が晴れないとか、何となく不安感があり、それがぬぐいきれなくなったら、自律神経がかなり乱れているかもしれません。こんな時、ぜひ意識していただきたいのが、ゆっくり話す、ゆっくり歩く、ゆっくり呼吸する…。中でもゆっくりとした深い呼吸は、副交感神経を刺激する簡単で効果的な手段です。

・・・ということです。交感神経は悪者で、副交感神経を優位にさせればいいと思っていましたが、違いましたね。何事もそうですが、バランスが大事ですねぇ。今週も、「頑張りすぎず、頑張る(適当にという意味ではなく、肩の力を抜いて、冷静にという意味で)」でゆっくり、力まずに行きましょう~!

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-3.自律神経