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血圧240/130mmHgから自力で脱出!食生活&体質改善で、現在は降圧剤ナシで生活しています(^-^)

ビタミンAとプロビタミン【眼・皮膚・動脈硬化・がん予防】

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2017年もスタートしましたね。
今年は、日々の食事の基本となる「栄養素」について、丁寧に勉強していきたいと思っております。・・・ということで今日は、「ビタミンA」からスタートです!

<ビタミンAとは>

ビタミンAには、A1とA2の2種類があり、A1にはレチノール、レチナール、レチノイン酸、A2にはA1の類縁化合物である3-デヒドロレチノール、3-デヒドロレチナール、3-デヒドロレチノイン酸があります。一般的にビタミンAとして取り上げられるのは、ビタミンA1の方で、ビタミンA (レチノール)は、脂溶性ビタミンで主に動物性食品に含まれています。このレチノールは、小腸から吸収されると、直接肝臓まで運ばれて、そこで貯えられる仕組みになっています。

A1 (レチノールは主に動物のレバーやうなぎの蒲焼きなどに多く含まれます)
レチノール(アルコール型)
レチナール(アルデヒド型)
レチノイン酸(カルボン酸型)

A2 (ビタミンA2は、アユやフナなどの淡水魚の肝臓に含まれます)
3-デヒドロレチノール
3-デヒドロレチナール
3-デヒドロレチノイン酸

<プロビタミンA>

動物体内においてビタミンAに変換されるものを総称してプロビタミンと呼びます。(プロビタミンとは、体内に入ると化学的な変化を受けてビタミンに変わる天然化合物です。)プロビタミンAには、α-カロテン、β-カロテン、γ-カロテン、β-クリプトキサンチンなど約50種類ほど存在し、プロビタミンAが体内で分解されてビタミンAと同じ働きをする物質に変換されます。(β-カロテンの活性が最も高く、他のプロビタミンA化合物の約2倍の活性を持ちます。)プロビタミンA化合物は、ビタミンAとは異なり、ビタミンAへの変換が調節されているため過剰摂取による障害を示さないということです。

<ビタミンAを多く含む食品>

*レチノールが多く含まれる食品
鶏、豚、牛などの肝臓、うなぎ、銀だら、ホタルイカ、アナゴなど

*β-カロテンが多く含まれる食品
緑黄色野菜に多く含まれます。(にんじん、ホウレン草、春菊、モロヘイヤ、かぼちゃ、大根の葉、あしたば、ルッコラなど)他にも干しのり、岩のり、抹茶などにもβ-カロテンは多く含まれます。

 

<ビタミンAの働き>

●視機能を改善
ビタミンAは、夜間の視力の維持に効果がある栄養素です。目の網膜の視細胞には、明暗を感知する杆体細胞と色彩を感知する錐体細胞があります。杆体細胞には光受容体であるロドプシンが含まれていて、その中にレチナールが構成成分として存在します。錐体細胞にも光の三原色の受容体であるアイオドプシンというたんぱく質がありその構成成分として同じくレチナールが存在します。

●粘膜や皮膚の健康維持
ビタミンAが不足すると、皮膚や爪、粘膜が乾燥して弱くなるため、免疫力が下がりウイルスや細菌に感染しやすくなります。また、皮膚や粘膜の維持は、細胞自体の免疫力も高めることにもつながるため、不足すると口内炎や風邪などにかかりやすくなります。

●動脈硬化を予防
β-カロテンは、活性酸素を除去する抗酸化作用を持ち、悪玉コレステロールを減らす効果がある成分として重要視されています。動脈硬化の大きな原因のひとつに、悪玉(LDL)コレステロールの過剰がありますが(LDLは活性酸素によって酸化され、過酸化脂質になり、その量が多いと、余った過酸化脂質が血管の内側の壁に沈着して血管が硬くなり動脈硬化につながります)、β-カロテンがもつ抗酸化作用はLDLの酸化を抑え、動脈硬化を予防する働きが期待されます。

●ガンを予防
ガンとは細胞が異常増殖する事がひとつの特徴ですが、アポトーシスを誘導する物質であるレチノイドが、ガンの抑制に有効ではないかと注目され、いくつかの研究結果により実証されているということです。

 

<ビタミンAの欠乏症>

・目の角膜や粘膜がダメージを受けたり、光を過剰にまぶしく感じるなどの目の不調、暗順応が遅くなる夜盲症などが起こりやすくなる。
・眼の乾燥、涙の分泌減少や視力の低下
・皮膚や爪、粘膜が乾燥して弱くなるため、免疫力が下がりウイルスや細菌に感染しやすくなる。
・成長期にビタミンAが不足すると、骨や神経が十分に発達できないなどの成長障害が起こりやすくなる。

*脂肪便症や胆道系障害などの脂質吸収不良、たんぱく質欠乏症、エネルギー欠乏症などにより、ビタミンA欠乏症が起こることがあり、また、過度のアルコール摂取は、貯蔵されているビタミンAを消耗しますが、健康な人は体内にレチノイドを十分貯蔵しているため、不足する危険性はほとんどないということです。

<ビタミンAの過剰症>

ビタミンAは脂溶性ビタミンのため、摂りすぎると体内に蓄積され過剰摂取による副作用が出てきます(水溶性ビタミンは過剰に摂取したとしても尿として体外に排泄されます)。特に動物性食品に含まれるレチノールは、過剰に摂取した場合肝臓に蓄積され、頭痛、吐き気、発疹、脱毛、筋肉痛、疲労感、皮膚の角質化、肝臓肥大など、多くの不調を引き起こすということです。また、ビタミンAの副作用として催奇形性が知られており、妊娠初期や妊娠を希望する女性は注意する必要があります。

<医薬品とビタミンA剤の併用に注意>

・ワルファリンカリウム(ワーファリン)
ワルファリンの抗血液凝固作用を増大させ、出血傾向になる可能性あり。

・エトレチナート(チガソン)
ビタミンA過剰症になる可能性があるため禁忌。

・トレチノイン(ベサノイド)
ビタミンA過剰症になる可能性があるため禁忌

・・・ということです。β-カロテンの多い食事を摂っている人は、ガンになる危険率が低いという調査結果がいくつか出ているということですが、単独でサプリメントから摂った結果、肺ガンや前立腺ガンの発生率はむしろ高くなったという報告もあるということです。栄養は出来るだけ食事から取り入れるように...日々の努力が健康をもたらします!頑張っていきましょう~!

 

φ(`д´)メモメモ…

*β-カロテンをはじめとするカロチノイドの吸収には、胆汁酸による乳化が必要であるため、油に溶けた形のカロテンの方が吸収されやすい。

*プロビタミンAの活性化合物とビタミンA活性
(β-カロテンは分子内に2個のレチノールが含まれている事からもっとも高いビタミンA活性があるのが特徴)
α-カロテン 53
β-カロテン 100
γ-カロテン 44
β-クリプトキサンチン 57

 

参考
・http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/b-cryptoxanthin/
・https://medical.yahoo.co.jp/katei/210631000/?disid=210631000
・http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail171.html
・http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/vitamin-a/
・http://web116.net/vita-a1.htm
・http://vitamine.jp/bita/bitaa.html
・http://vitamin-a.e840.net/v161000.html
・https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3A
・http://www.pharm.or.jp/dictionary/wiki.cgi?%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3A
・http://kenkou-jouhou.com/seikagaku/siyousei-vitamin.html
・http://www.fashion96.com/supplement/vitamin-a/
・http://pharmacista.jp/contents/skillup/academic_info/otc-academic_info/1884/

 


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