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アメリカで「抗菌石鹸」の販売禁止...手洗いはどうする !?

2016/09/08

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先日、アメリカで「抗菌石鹸」販売禁止の発表がありましたね。
インフルエンザや風邪予防のために、手洗い必須の季節が近づいていますが、手洗いはどうしたらいいのか?

米食品医薬品局FDAは、抗菌作用のあるトリクロサンなど19種類の殺菌剤を含む抗菌石鹸やボディーソープなどを販売禁止にすると発表しました。ヨーロッパでは、2015年の6月に、殺菌成分トリクロサンが使用禁止になっています。

健康に悪影響があり、免疫系に打撃を与える恐れがあると言われているのが、 抗菌石鹸に含まれている「トリクロサン」と「トリクロカルバン」という成分です。トリクロサンは、院内感染を防止するために開発された薬剤でしたが、日用品にも使われるようになりました。

トリクロサンは抗菌・抗カビ剤として、ハンドソープ・歯磨き粉・デオドラント・ボディーソープ・マウスウォッシュ・布団のカバーやシーツ・衣服・カーペット・玩具・ゴミ袋など数多くの抗菌製品に使われている有機化合物で、経口・皮膚を経由して簡単に体内に浸透する性質を持っています。トリクロサンは人々の尿・血液・鼻水・母乳などに滞在し、ミシガン大学の調査では、90人中37人(41%)からトリクロサンが発見されたということです。ヒトだけでなく、藻類から魚類、イルカにいたるまで、あらゆる水生生物の体内からもトリクロサンが検出されています。トリクロサンは、体内においてエストロゲン(女性ホルモン)のように作用してホルモンを撹乱する内分泌撹乱物質であり、女性では乳ガン、男性では前立腺ガンや低テストステロン症の原因になると考えられています。

<なぜ手洗いは重要か?>

今から150年以上前、ハンガリー人の医師センメルヴェイス・イグナース博士は、手を洗う看護師や助産師が担当している患者は、全く手を洗わない医師が看護している患者より3倍も死亡率が低いことを発見しました。センメルヴェイス博士は全ての人が塩素水で手を洗うべしという規則を制定し、結果として死亡率は1%以下にまで下がったということです。

ユニセフでは、毎年10月15日を「世界手洗いの日」(Global Handwashing Day)と定めています。自分の体を病気から守る、最もシンプルな方法のひとつが、石鹸を使った手洗いです。世界で、5歳の誕生日を迎えずに命を終える子どもたちは、年間590万人で、その多くは、予防可能な病気です。石鹸を使って、正しく手を洗うことができたら、年間約100万人もの子どもの命が守られるということです。

風邪やインフルエンザなど、病気を引き起こす感染症の多くは、「手」を介して体内に侵入することが多いと言われています。ドアノブや電車のつり革など、様々な場所にウイルスが付着していますが、そういった場所を触った手で、自分の眼や鼻、口を触ったり、食事をしたりすることで、ウイルスが体内に侵入してきます。様々な感染症から身を守るためには、「手洗い」がとても大切になります。

<正しい手洗い>

石鹸の泡は、汚れやウイルスを浮き上がらせてくれるので、石鹸がついている時間は最低でも20秒間必要だということです。しかし石鹸を使いすぎると 皮膚のバリア機能に必要なアブラが取れてしまうので、病原体が一気に皮膚にこびりつきやすくなります。洗い過ぎにも注意が必要です。

(殺菌作用の高い石鹸で1日に何度も手洗いしてしまうと、皮膚常在菌という皮膚を守ってくれている細菌まで殺菌してしまい、逆にウイルスが皮膚につきやすくなります。皮膚常在菌が剥がれ落ち、その下のある角質層に隙間ができ、その隙間にウイルスが付着しやすくなってしまいまうということです。手についたウイルスなどは、水道水を流しなら15秒も洗うと落ちてしまうと言われています。15秒の手洗いで、ウイルスの感染力は100分の1まで落ちるとも言われています。)

【正しい手洗いの手順】
1.手をぬらして石鹸をあわだてる
2.手のひら全体をこすりあわせる
3.手の甲を洗う
4.指を組み、指と指の間を洗う
5.親指を反対の手で握り、回転させて洗う
6.指先で反対の手のひらをひっかくようにして指先と爪を洗う
7.手で手首を握り、回転させて洗う
8.水で石鹸を洗い流す
9.清潔なタオルでふく

<細菌と一部のウイルスには石鹸が有効-しかしノロウイルスには効果がない!?>

細菌はアブラ汚れと共に皮膚に付着していることが多く、石鹸で手洗いをすると細菌を洗い流すことができます。
ウイルスは表面に「エンベロープ」と呼ばれる「殻」のような構造を持っているタイプのものがあります。エンベロープを持つタイプのウイルスには石鹸は非常に有効です。(インフルエンザウイルス、ヘルペスウイルス、B型肝炎ウイルス、HIVなどもエンベロープを持ちます。)

一方、エンベロープを持たないウイルスには石鹸は効果がなく、ひたすら流水で手を洗うしかないということです。(時間をかけて物理的にウイルスを洗い流す。)エンベロープを持たない風邪のウイルスがライノウイルスやアデノウイルスです。また、ノロウイルスもこのタイプです。ノロウイルスは石鹸の効果を発揮しにくいだけでなく、アルコールでも殺菌できません。

・・・ということです。抗菌・薬用石鹸でなくとも、普通の石鹸で手洗いは十分なようですね。手洗い&うがいも大事ですが、これからの時期は身体の免疫力を上げていくのが一番の風邪対策ですね。年末に向けて、徐々に忙しくなっていきますが、力まずに体調に気を配りながら乗り切っていきましょう~!

 

参考
http://mainichi.jp/premier/health/articles/20151225/med/00m/010/004000c
http://jp.ibtimes.com/articles/408545
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160904-00000017-jij_afp-int
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG03H1D_T00C16A9CR0000
http://kenkounews.rotala-wallichii.com/triclosan


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